随念と随観
随念と随観というのは、二つの瞑想のやり方。 随念anussatiはサマタ瞑想の一つで、何か決まっている言葉を念じながら、一つの対象に集中してみること。一方、その都度その都度、現れる現象に気づいて、 適切な言葉をかけて集中することが随観anupassanā。 それはヴィパッサナー瞑想の仕方。
伝統的には、サマタ瞑想を先に実践して集中力を育ててから、 智慧を開発するヴィ
パッサナーへ進む。しかしサマタ瞑想には結構時間を費やさないといけない。
無常随観、苦随観、無我随観
無常随観、苦随観、無我随観とは、ヴィパッサナー瞑想を通じて、無常、苦、無我でラベリングしていくこと。