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【アビダンマッタサンガハ8】§23 無常相、 苦相、 無我相

Episode 6: Finding True Inner Peace

無常相、 苦相、 無我相という三つの相がある

アビダンマッタサンガハ §23

清浄の七段階を紹介してから、 アビダンマ・テキストは「三相tilakkhana」 を紹介している。七つの清浄を学んだ人は、次に観察対象として三相を学ぶ。それが無常・苦・無我という三相。ただ、無常・苦・無我という三相の真理について、「では、三つのうち、私
の場合、 どれを観察対象にしようか」などと自分で選ぶ必要はない。 『念処経』 で説かれているように、 生きることに気づけば充分。
釈尊が説かれたように、 先入観 固定概念主観を捨てて観察すると、自分の性格に合わせて、 無常を発見するか 苦を発見するか、 無我を発見するか、 いずれかになる。

三相: ① 無常相anicca-lakkhana

まずは無常相です。 どんな現象でも、客観的に観察してみると、 それ
が無常であると見えてくる。どんな現象でも、客観的に観察してみると、かならずそれが変化していること、 変わっていくこと 別な現象になること、 一定しないことを発見する。
無常は観察して発見するもの。

三相 ②苦相dukkha-lakkhana


無常を発見するよりは、 「一切の現象は苦である」 と発見する方が難しいかも
しい。

三相: ③無我相anatta-lakkhana


無我相の観察は、 苦相の観察より難しいかも



Meditation Tools開発者
絹田 雅
複数の瞑想を学ぶことができるMeditation Toolsの開発者。 売上は人権段階を通じた寄附により社会をより良くすることに使われます。 利用はこちら
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